私は2009年4月に男性50名、女性50名のピッタシ同数100名の2期生として入学しました。同窓会初代近藤紀朗会長(1期生)から会長を引継ぎ、4年後に3代中島正昭会長(5期生)にバトンタッチしました。10周年を迎えるに当たり、当時を振り返ると幾つかの忘れ難い思い出があります。

 新たな生き方を目指し、学び直しの意欲旺盛なシニアが集まり、授業やゼミでは先生方に活発な意見が出ました。RSSC設立にご努力をされた笠原先生や庄司先生方ともゼミ終了後に池袋の居酒屋で遅くまで、生き方について議論したものです。

 2011年3月11日東日本大震災は日本を震撼させました。地震発生時、予定の終了式は中止となり、大学全体で何か現地のお役に立てないか其々の立場で考え支援活動を行いました。同窓会でも「震災支援プロジェクト」を立ち上げて多くの会員から協力を得ました。気仙沼や大槌の仮設住宅に直接支援を行い、3年間秋と春に2000点超の物資を届け、仮設自治会長からは「立教の虹を見た」と感謝の礼がありました。現地慰問は今でも数名が続けております。

2期生 御守陽治(おんもり)